カランメソッドで上達しない、効果が実感できない、合わない人の特徴
カランメソッドは英語脳を作り出すことについて、その効率性は最強クラスです。ガンガン英語で質問され、日本語で考える暇なく回答する練習を繰り返すことで、英語の瞬発力がめちゃめちゃ上がります。
とはいえ、カランメソッドで上達する人もいれば、いっぱい練習したのに全然上達が実感できないという人もいます。
カランメソッドは、全ての人に合う勉強法ではありません。
なので時間とお金を無駄にしないためにも、取り組む前に自分が上達するのかしっかり見極めてからレッスンを始めたいですよね。
ということで、この記事では、カランメソッドを利用して伸びない、効果が実感できない人の特徴について説明していきますね。
目次
カランメソッドがオススメできない人5つの特徴
カランメソッドがオススメできない人の特徴は以下の5つが挙げられます。
- 全くの英語初心者
- 楽しく英語を学びたい人
- ネイティブ講師から英語を学びたい人
- 発音を重視したい人
- カランメソッドを過信しすぎる人
それぞれについて説明していきます。
全くの英語初心者
カランメソッドは日本語を介在させずに英語の完全な文章を高速で話すという練習方法です。
そのため、文法がわからなくても答えるべき英文を暗記しておけば、答えること自体はできるようになるんです。
でもそれが落とし穴に。。。最初は良いんですけど、だんだん話さないといけない文章が長くなっていくと、暗記だけで対応できず文法を知らないときつくなってくるんです。
全くの英語初心者は文法の基礎がないので、暗記に頼ってしまい、頭打ちになってしまう傾向が強いんですね。。
なので、少なくとも中学レベルの英文法を学習した上で受講することをオススメします。
まずは初心者向けオンライン英会話で文法の基礎を固めてからカランメソッドに挑戦するのが英会話習得の最短距離です。
もしくは、どうしてもカランメソッドから始めたいという人は、カランメソッドに文法レッスンを組み込んだ「DMEメソッド」を提供しているイングリッシュベルを選ぶと良いでしょう。
楽しく英語を学びたい人
英語の学び方には、大きく
- スパルタで学ぶ
- 楽しく学ぶ
という2つに分けることができます。スパルタに振り切った学び方もあれば、ゲームなどを取り入れながら自然に英語が身につくプログラムもあります。
どちらが優れているということはなく、どちらが良いかは個人の好みによります。
カランメソッドはゲーム的な要素もありますが、どちらかといえばスパルタ的な学習方法です。
なので、楽しみながら英語を学びたい!という人にはあまり合わない学習方法と言えます。
実際、カランメソッドで効果が出たという人はストイックな性格な人が多く、講師に対しても「間違っていたら指摘して欲しい」と厳しさを求めていました。
楽しみながら英語を学びたい人におすすめなのは、「DMM英会話」です。色々なオンライン英会話のレッスンを受けてきましたが、講師がレッスンを楽しくやろうという雰囲気が一番出ているのがDMM英会話です。
ネイティブ講師から英語を学びたい人
英語を学ぶならやっぱりネイティブ講師からじゃなきゃね。
という人には、残念ながらカランメソッドは合いません。
カランメソッドを提供しているオンライン英会話はフィリピン人講師しか在籍していないからです。
そもそも、カランメソッドは教え方が決まっているので、重要なのは講師がネイティブかどうかではなく、教え方が上手かどうかなんです。
なので、ネイティブ講師からカランメソッドを学ぶメリットって実は無くて、逆にコスパが悪くなることすらあります。
どうしても英語はネイティブ講師から学びたい!ネイティブの表現を学びたい!という人はカランメソッドでは無く、通常のオンライン英会話のフリートークなどを選びましょう。
発音を重視して学びたい人
カランメソッドの目的はあくまで英語脳を作り出すことです。
そのため、カランメソッドでは欠点の一つと言えるのですが、発音はあまり重視しません。
文法の間違いは指摘してくれるのですが、発音はよほど間違っていない限りは指摘してくれないんですね。
なので、LとRの発音方法の違いや正確な母音と子音の発音などをしっかり学びたいという人は、発音矯正コースなどが用意されているオンライン英会話を利用するといいでしょう。
ちなみに発音はめっちゃ大切だと考えているので、英会話を学ぶ前に一通りの発音は学んでおくことをオススメします。
カランメソッドを過信しすぎる人
カランメソッドは文法や頻出単語を自分の中に落とし込むのには最高の勉強法です。これ以上効率的に英語脳を作ることのできる勉強方法はないと言えます。
一方で、勘違いして欲しくないのが、
カランメソッドだけで英語ができるようになるというのも幻想
だということです。
カランメソッドだけで英語脳を作ることはできますが、他に英会話に必要な頻出表現や自分の専門分野の英単語を覚えるなど地道な勉強も欠かせません。
この点を誤解している人はあまり英語力が伸びない傾向が見られます。
カランメソッドで伸びる・効果が出る人の特徴
TOEICなどの点数はいいけど話せない人
カランメソッドは、英語の回路を脳内作り出すことで、英語の瞬発力を鍛える学習方法です。頭の中に知識として入っているけど使いこなせていない英語力を「使える」レベルにまで引き上げることが期待できます。
そのため、すでに英文法や単語に対する知識を持っている人がカランメソッドを受けると、効果があると考えられます。
具体的には、TOEICや英検など、すでに一定以上勉強してきて、いい点数が取れているけど、いざ英語を話そうとすると英語が出てこない人に特におすすめです。
自習での瞬間英作文に挫折した人
英語を話すための方法として、瞬間英作文に取り組んでみたものの、思ったように効果が出なかった人にもカランメソッドはおすすめです。
なぜなら、カランメソッドは、講師と2人でやる「瞬間英作文」とも言えるからです。講師から質問が出され、その瞬間に英語で答えるカランメソッドのルールはまさに瞬間英作文のルールと同じですよね。
今まで瞬間英作文に取り組んでみたものの、挫折してしまった人も試してみるといいでしょう。
英語を「話す」目的で学びたい人
また、カランメソッドの目的はスピーキングができるようになることです。そのため、英語を「話す」ために勉強したい人でないと効果がありません。
映画を字幕なしで観れるようになりたいとか、英語の本を読めるようになりたいという人は違う勉強法をおすすめします。
この記事のまとめ
ここまで書いてきたことをおさらいしておきましょう。
- カランメソッドで伸びない人の特徴
・全くの英語初心者
→カランメソッドでは文法が学べない
→初心者は暗記に頼りがち
→中学文法を学んでからカランメソッドに挑戦しよう
・楽しく英語を学びたい人
→カランメソッドはスパルタ寄りの学習方法
→楽しんで英語を学びたい人には不向き
・ネイティブ講師から英語を学びたい人
→フィリピン人講師がほとんど
→カランメソッドは講師の国籍は重要ではない
・発音を重視したい人
→カランメソッドは発音は重視しない
・カランメソッドを過信しすぎる人
→カランメソッドは万能ではない
→地道な自習も必要 - カランメソッドで伸びる人の特徴
・TOEICの点数はいいけど話せない人
・自習での瞬間英作文に挫折した人
・英語を「話す」目的で学びたい人
伸びない人の特徴の最後に書いたように、カランメソッドは万能の英語学習方法ではありません。
そのため、事前に自分に合う勉強方法かどうかを確認してからレッスンを開始するようにしましょう。
本当に自分に合っているかをチェックするためにも、まずは体験レッスンを受けてみることをオススメします。
以下の記事で、カランメソッドが受けられるオンライン英会話をランキング形式で紹介していますので、カランメソッドに興味がある人は参考にしてみてくださいね!