【オンライン英会話で伸びない人必見!】まだ瞬間英作文と暗唱でインプットしてないの?
オンライン英会話を受講しているんだけど、伸びてる実感が無いんだよね…。
正直このように感じている人は多いのでは無いでしょうか?
オンライン英会話スクールは英語を練習する場としては画期的かつ最高のプラットフォームです。今まで日本人の学習に不足していた「アウトプット量」を国内にいながら簡単にできるようになりました。
一方で、「とにかく話せば英語が話せるようになる」と考えていると落とし穴にはまってしまいます。
この記事では、英語学習でインプットが大切な理由とおすすめのインプット方法である「瞬間英作文」と「暗唱」を紹介していきます。
正しいインプット方法がわかると勉強の方向性で迷うことが無くなります!
目次
オンライン英会話だけでは伸び悩むのはインプットをしてないから
オンライン英会話を受講しているのに話せるようにならない、一定のレベルから伸びている実感が無いという人はインプット方法を見直してみると良いです。
矛盾しているようですが、英語を話すためには「話さない時間を大切にする」ことも必要になってきます。
アウトプットとインプットは車の両輪。オンライン英会話を毎日頑張っているからといって英語が話せるようになるわけではありません。自習でのインプットをしっかり行うことも重要なんです。
- インプットした以上のことは話せないから
- オンライン英会話だけでは勉強時間が圧倒的に足りないから
- インプットをすることで応用が効くようになるから
【インプットは重要①】インプットした以上のことは話せない
人はインプットした以上のことを話すことはできません。
自分が知っていることを超えてアウトプットするのは不可能です。オンライン英会話でのアウトプット練習は「知識として知っていることを実践できるようにする」練習です。
例えば、知識を50持っているとして、その内アウトプットできる量が20だった場合、その20を引き上げて50に近づけるのがオンライン英会話でのアウトプットです。
しかし必要な英語レベルが100だった場合、知識の50を100に上げなければなりません。いくらオンライン英会話でアウトプットをし続けても50以上になることはありませんし、50に近づけば近づくほど伸びが鈍化します。
これがインプットが重要な理由です。
【インプットは重要②】オンライン英会話だけでは勉強時間が圧倒的に少ない
毎日レッスンを受けるといっても、オンライン英会話だけでは学習時間は圧倒的に不足してしまいます。
オンライン英会話でスタンダードなのが「毎日25分のマンツーマンレッスン」ですよね。毎日レッスンを受けるなんて結構な勉強時間だと思うかもしれませんが、勉強時間としては全然足りません。
外交官などの専門職を養成する米国務省機関のFSI(Foreign Service Institute)の分類によれば日本語を習得するのに2,200時間かかると計算しています。逆に考えれば日本人が英語を習得するのにも同じくらい時間がかかります。
2,200時間を毎日25分のオンライン英会話で勉強しようとすると、14年もかかる計算になります。義務教育で英語を習った時間を1,000時間として差し引いても7年〜8年程度かかります。
毎日25分だといかに学習時間が足りないかがわかるでしょう。英語を習得するためには自習時間をいかに確保するかが重要になります。
【インプットは重要③】インプットをすることで応用が効く
英文を作るルールをインプットをすることで初めて応用することができます。
例えば”If I were a bird, I would fly to you.”という英文を通して、仮定法を学んだとします。”If+文章, 主語+would (could)+〜.”という型さえ知っていれば、当てはめるだけで様々な文章を作り出せます。
- If I were you, I wouldn’t do that.
- If I were you, I would buy this one.
- If I were 10 years younger, I could have married him.
こんな感じですね。しかしインプットがしっかりしていないと、習った文章が一つ一つ独立してしまいます。
全ての英文を一つ一つ覚えていくのは無理ですから、ルールを体に染み込ませることで学習効率が一気に上がります。
最強のインプット法!
自習は「瞬間英作文」と「暗唱」だけで十分
じゃあどうやってインプットしていけば良いの??
英会話のインプット方法としておすすめなのが、「瞬間英作文」と「暗唱」の2つのトレーニング方法です。この勉強方法を取り入れることで以下のような効果を得られます。
- 文法事項を使いこなせるようになる
- 語彙力や表現の幅を広げることができる
- 瞬時に英文を作り出す英語脳を養成できる
- 流暢に英語を話せるようになる
基礎となる語彙や表現を学べるのはもちろんですが、文法を使いこなせるようになるので、自由自在に英文を作り出すことが可能になるのです。
瞬間英作文や暗唱で学んだインプットをオンライン英会話でアウトプットする。このサイクルを回すことで、結果として徐々に使える語彙や表現が増えていき、強固な英語力を築き上げることに繋がります。
様々な勉強方法がありますが、瞬間英作文と暗唱だけで会話のためのインプットは十分です。この2つ以外にやる必要はないくらい絶大な効果がありますよ!
瞬間英作文の効果とやり方
ここからは、瞬間英作文について、詳細に解説していきたいと思います。
瞬間英作文はネットでの評判が良い勉強方法ですので、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。もしかしら試してみたという人もいるかもしれませんね。
瞬間英作文の効果
瞬間英作文の効果は、散々言われていることなので簡単に説明しますが、一言で言えば、「文法事項を体に染み込ませ、英文を自分で作り出すことができるようになる」ということです。
自分で英文を作り出すことができるようになりますので、単語さえ入れ替えれば伝えたいことは何でも伝えられる英語力が身につきます。ネイティブからしたら不自然な言い回しでもコミュニケーションの基礎ができるということですね。
瞬間英作文のやり方を解説
瞬間英作文のやり方はシンプルで、日本語を見て瞬時に英訳。正しい英語をアウトプットするだけです。しかし実践する際には以下のようなコツがあります。
・スピードを重視して高速で英語を話すことを心がける
・頭で考えるより口から出るまで繰り返す
・細かいニュアンスや言い間違いは気にしない
・最初から暗記しようとしない
特に重要なのは、スピードを重視するという点です。スピードを追求しないといつまでたっても日本語→英語に脳内で変換する癖から抜け出すことができず、実際の英会話についていくことができません。
ちなみに:DMM英会話で瞬間英作文レッスンは微妙…
ちなみにDMM英会話では、先ほど紹介した「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を教材として選択することができます。
この教材を使ってレッスンをすることを検討している人もいるんじゃないかなぁと思いますが、実際レッスンを受けた身としては正直微妙です。
何が微妙かっていうと、瞬間英作文は高速回転させてこそ意味があるものです。日本語を見て瞬時に英語で答える練習が英語の回路を作り出すことにつながるのです。
しかしDMM英会話の瞬間英作文レッスンでは、発音チェックがあったり、講師からの質問に答えたりする必要があるため、数をこなせないという徹底的な欠点があります。
- 「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」に出てくる単語レベルが難しいと感じる人
- 「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」の文の構造を知りたい人
は受ける価値があるかもしれませんが、体に染み込ませるという意味では効果が期待できず正直レッスンを無駄にする可能性が高いです。
瞬間英作文は大量の英文を高速回転させる勉強法ですので、自習に向いているんですね。
英文暗唱の効果とやり方
英文暗唱は、文字どおり何もスプリクトを見ないで英文を口から出すという方法です。瞬間英作文との違いは日本語の有無と感じるかもしれませんが、暗唱の場合にはストーリーのある文章を使っていきます。
英文暗唱の効果
英文暗唱の効果は以下の通りです。
- 文法の実践…実際に使われている英文を通して文法事項を実践練習の中で身につけることができる。
- 英語のリズムを学べる…英語のロジックの組み立て方を自然に学習することができる。
- 口語も文語も両方学べる…会話文の多い教材を選べば、口語も文語も両方学べる。
日常英会話が多い教材を選べば、自然な日常英会話を身につけることができ、ビジネス小説などを教材に選べば、自然なビジネス英会話をインプットすることができます。
ストーリーの中で自然な英会話を学ぶことができますので、記憶にも残りやすいです。
英文暗唱のやり方
英文暗唱のやり方はただただ英語を何度も音読してどんどん英文を見ずに言える範囲を増やしていきます。本で暗唱練習をする際には、1ページとか範囲を決めた上で集中的に覚えていきます。
・つかえずにスラスラ決めた範囲の英文を言えたら合格
・一度合格ラインにたどり着いた英文は忘れてもOK
・頭で考えるより口から出るまで繰り返す
・最初から暗記しようとしない
ここでも重要になるのは、スピードを重視するということ。できるだけスラスラと言えるように何度も何度も繰り返し口になじませていきましょう。
まとめ
瞬間英作文と暗唱の2つを満足いくまで実施するのはかなりハードなので、まずは瞬間英作文から始めて余裕ができてきたら暗唱にも取り組んでみてください。
インプットは瞬間英作文と暗唱だけで十分です。他に何もやる必要はありません。
- 瞬間英作文と暗唱のインプットで潜在的英会話力を引き上げる
- オンライン英会話のアウトプットで顕在的英会話力を引き上げる
インプットとアウトプットをバランスよく取り入れることで、よくある「オンライン英会話頭打ち問題」も解決することができます。
本当に英会話能力を伸ばすのにおすすめなので、ぜひこの勉強方法を取り入れてみてくださいね。