カランメソッドの予習と復習|予習よりも復習を重視すべし!でも一番大切なのはレッスンだ
「カランメソッドって予習は必要なの?」
「どうやって復習をすれば良いの?」
今回の記事では、カランメソッドの予習と復習について説明していきたいと思います。
- カランメソッドはレッスン以外にどのくらいの時間をかけて勉強する必要があるのか知りたい!
- カランメソッドを受講しているけどイマイチ伸びが感じられないので、効果的な予習方法や復習方法を知りたい!
という人には参考になると思いますので、ぜひお読みください。
ちなみにカランメソッドを受講しているけど効果が実感できない人は、復習方法が悪いということ以外に、そもそもオンライン英会話の質が低い可能性もあります。レッスン内容に不満がある人や質の高いオンライン英会話の選び方がわからない人はこちらの記事も参考にしてみてください。
目次
カランメソッドに予習は不要
一般的な勉強方法のステップとしては、
- 予習
- レッスン
- 復習
という3つがありますよね。レッスンの内容を把握して付いていくためにも予習は大切!と思っている人も多いでしょう。
ただ声を大にして言いたいのが、
カランメソッドに予習は不要
ということ。
正規にカランメソッドを教えている語学学校でも予習は「しないほうが良い」ではなく「してはいけない」とされています。
何でかって言うと、予習をすることでカランメソッドの効果が半減させてしまう可能性すらあるからです。
予習をするとカランメソッドの効果が半減
予習をした場合、レッスンで先生の質問を事前に知ってしまうことができますし、それに対応する回答もゆっくりと頭の中で考えることができてしまうんです。
カランメソッドで大切なのが、先生からの質問に対して日本語を介さずに瞬時に英文を作り出し言葉に出すという瞬発力。
この練習を繰り返すことで徐々に日本語脳を抜け出し、英語脳を作ることができるというわけです。
ところが予習をしてしまうと、この瞬発力を鍛える練習ができなくなってしまうので、カランメソッドの効果が半減してしまうのです。
カランメソッドに暗記は厳禁
なのでカランメソッドでは、いくらスムーズに答えられたとしても事前に質問を知っていてどう答えるかを準備していたら全く意味がないのです。
暗記は厳禁
ということを頭に入れておきましょう。
暗記をしてしまうとちょっと単語が入れ替わっただけで対応できなくなったり自由自在に英語を使いこなすという目標からは遠のいてしまいます。
不安になるけど予習はしない!
特にカランメソッド初心者や、初回のレッスンで全く話せないことにショックを受けた人はレッスンが不安になって予習をしておきたいという気持ちに駆られます。
これは実際に私も経験したので気持ちは痛いほどわかります。笑
でもカランメソッドで予習をしてしまうことは本来の目的ではありませんし、「カランメソッドで最初にうまくできないのは当たり前、間違っても良いんだ」と切り替えましょう。
オンライン英会話は1対1ですからいくら間違っても恥ずかしくありません!
カランメソッドでは復習を重視!でも完璧は求めなくてOK
カランメソッドでは、反復練習が大切と考えられており、レッスンの7割が前回までの学習内容の復習に充てられます。
自宅で復習をしなくても何度も(通常4回)レッスン内で同じ英文に触れることになりますので、復習は不要と考える人もいるかもしれません。
とはいえ、私の経験からも自信を持って言えることですが、自分でもレッスン内容の復習を取り入れることで確実にスピーキング力がアップしますし、習った内容の定着力が違います。
ちょっとの意識でカランメソッドの効果をさらに加速することができますので、復習はやった方が絶対に良いです。
ここでは、レッスンで復習もやるから自分での復習はやらなくて良いやーと考えている人とは差がつく効果的な復習方法について紹介してみたいと思います。
カランメソッドでは「スキマ時間復習」がおすすめ
カランメソッドではレッスン内で復習をしていくことを考えると、がっつり机に向かってガリガリ復習をする…というのはやり過ぎですし、そこまで効率的ではありません。
そこで私がおすすめするのは
スキマ時間復習
です。これは通勤時間やトイレに入っている時、お昼休みや休憩時間などのスキマ時間を使って復習をするということです。
スキマ時間を使って、レッスンで出てきた文章を何度も何度も口ずさむことでスムーズに英文が言えるようになるまで反復練習を繰り返すのです。
例えばレッスン1では以下の例文が出てきます。
- Where’s the pen? → The pen’s on the book.
これをスキマ時間に何度も音読し、体に染み込ませていきます。
復習は100%を目指さず妥協することも大切
スキマ時間を積み重ねていくと、意外に多くの時間を捻出できるはずですから、レッスン終了から次回レッスンまでの間に、前回のレッスンで学習した内容をどんどん体に覚えさせていきます。
ただ、このとき注意したいのは、
必ずしも100%完璧を目指す必要はない
ということ。
全てを完璧に使いこなせるようにするのは無理があります。復習が終わってないから次回のレッスン時間を後ろ倒しにするということはやめましょう。本末転倒です。
復習時にはなかなかスムーズに出てこなかった英文が、どんどんステージを上げていった後に戻ってくるといつの間にかできるようになっていることもあります。
英語の総合力が上がれば自然とできることも増えていきますから、復習に力を入れ過ぎないということもカランメソッドでは大切になってきます。
カランメソッドはレッスンが一番大切
ここまでカランメソッドにおける予習と復習について説明してきましたので、簡単にまとめておきます。
- カランメソッドの予習について
・カランメソッドに予習は不要
・予習をするとカランメソッドの効果が半減
・カランメソッドでは瞬発力の練習が重要
・暗記は厳禁 - カランメソッドの復習について
・机に向かった復習は非効率
・「スキマ時間復習」がおすすめ
・スキマ時間を使って出てきた英文を徹底的に音読する
・復習は必ずしも100%を目指す必要はない
・英語力が上がれば自然とできるようになるので無理はしない
カランメソッドでの予習と復習について書いてきて難なんですが、カランメソッドで一番大切なのは、やはり
レッスン
です。講師から繰り出される質問をしっかりと聞いて瞬時に答える…この繰り返しこそがカランメソッドのキモです。
なので、カランメソッドで学ぶオンライン英会話を選ぶ際にも、レッスン内容が充実したところを選ぶのがカランメソッドの効果を最大限に引き出すコツです。
レッスン内容が充実しているとは、言い換えれば、以下3点を満たしていることを指します。
- 講師の質を確保している
- 通信環境の質が良い
- イメージに残る工夫をしている
ただ単にテキストに記載されている英文の練習をするだけでなく、単語を入れ替えた訓練を行ってくれるなど、丸暗記にならないよう本質を教えてくれる質の高い講師が多く揃っているオンライン英会話を選ぶかどうかで最終的に雲泥の差になります。
もしあなたが今カランメソッドを受講していて伸びが感じられない場合は質の低いオンライン英会話だからかもしれません。
以下でカランメソッドで学べるオンライン英会話を比較しておすすめを紹介していますので、興味のある人は参考にしてみてください。
他のオンライン英会話の体験レッスンを受けて比較してみると良いかもしれません。