オンライン英会話を利用する10のメリット・7のデメリット・利用すべきおすすめの人|オンライン英会話はアウトプットの場に最適!
英会話が話せるようになりたい!でも自習での勉強には限界を感じている…そんな人が辿り着くのが、オンライン英会話と通学型の英会話スクールです。
どちらにしようか迷う人もいると思いますが、それぞれメリットとデメリットがあり、自分の生活スタイルや学べることも異なります。自分にあった選択をすることで効果的な勉強をすることができます。
この記事では、オンライン英会話の特徴とメリット・デメリットを解説していきます。
目次
オンライン英会話の特徴
オンライン英会話はインターネットを介して英語のレッスンが受けられるサービスです。日本にいてはハードルが高い「英語を話す機会」を簡単に手に入れることができます。
オンライン英会話を継続して実践することで英会話に対する自信がついたという人や、明らかに英語ができるようになった人など、継続しやすく効果も出やすい学習方法です。
英語学習者の間では、一般的となってきており、様々なオンライン英会話スクールが設立され、それぞれ個性的なカリキュラムやメソッドなどを提供しています。
オンライン英会話10のメリット
オンライン英会話に興味を持つ人は少なくありません。一方でオンライン英会話を利用するメリットを知った上で利用したいという人も多いでしょう。
オンライン英会話のメリットは10個もあります。以下で一つずつ見ていきましょう。
とにかく1レッスン当たりの価格が安い
オンライン英会話で一般的な料金体系としては、1日1回25分のレッスンで、月額5,000円〜10,000円程度の値段設定のところが多いです。
毎日30回受講する計算だと、1回のレッスン料金は、167円〜333円と毎日コーヒー代くらいでレッスンを受けることができます。
通学型の英会話スクールだと、1回のレッスンに3,000円〜5,000円程度かかることも普通ですので、いかに安いかがわかりますね。
通学の必要がなく継続しやすい
オンライン英会話のメリットとして、自宅やカフェなど、自分の好きなところでレッスンを受けられるところが挙げられます。
通学する必要があると、「今日は何か行くの面倒臭いなぁ」と思ったり、通学時間が無駄に感じたりしますね。
オンライン英会話であれば、移動する必要がないので、始めるまでの手間や時間を節約でき、継続しやすいのです。
受講可能な時間帯が長い
どのオンライン英会話を選ぶかにもよるのですが、一般的にオンライン英会話が提供しているレッスン可能時間は早朝から深夜まで、いつでも受けることができます。中には365日24時間レッスンを提供しているところさえあります。
これは、講師がそれぞれの国にいるため、時差がある点をうまく利用したシステムになっているためです。英会話教室では深夜のレッスンを提供しているところは少ないので、自分の生活リズムに合わせて柔軟にレッスンを受けることができます。
マンツーマンのことが多くアウトプット量が多い
オンライン英会話は基本的にマンツーマンのレッスンとなります。英会話教室だとグループレッスンが多く、結局あまり話す機会がなかったということが多々あるのですが、マンツーマンだとこの心配がありません。
講師と一対一でレッスンをすることで、他の生徒だけが話しているとか、講師ばかりが話すということがないため、アウトプット量を確保することができます。
カランメソッドを学ぶことができる
一人ではできない最強の英会話勉強法であるカランメソッドを受講できるオンライン英会話があります。
カランメソッドは、英語の知識はあるけど話せないという人に効果的なメソッドですが、なかなか教えられる人がいないのと、ある程度継続して受講しないと効果が出ないというデメリットがあります。
一部のオンライン英会話はカランメソッド提携校となっており、質の高いカランを学ぶことができます。またオンライン英会話であれば毎日低価格で継続しやすいので、カランメソッドによる英会話習得と相性がいいのです。
カランメソッドってなに?という人は以下の記事も参考にしてください
レッスンの内容を自分で決めることができる
レッスン内容をある程度自分で決めることができる自由度が高いのもオンライン英会話のメリットと言えるでしょう。
レッスンの最初に「今日は○○をやりたい」と宣言すれば、それに合わせた授業をしてくれます。毎日同じことをやると飽きてしまうという人、ある程度英語を話せており、自分の弱点を補強したいという人にとっては大きなメリットです。
自分に合う講師が見つかる可能性が高い
オンライン英会話は、自分の受けたい時間に空いている講師を自分で予約するシステムになっています。なので気軽に講師を変えることができます。
講師の数もレアジョブなど多いところで6,000人以上、少ないところでも300人程度はいるので、自分にあった講師に出会える可能性が非常に高いです。
自分の仕事に近い専攻の講師を選ぶことでビジネス上の英語を学ぶことができますし、教え方や授業の進め方が気に入った講師を選んでもいいです。
色々な国籍の講師を選ぶことでリスニング力がつく
講師は主にフィリピン人を採用しているオンライン英会話スクールが多いのですが、DMM英会話のように、中にはいろいろな国籍の講師を取り揃えているところもあります。
国によって発音やアクセントの癖があるので、綺麗な英語だけではない英語を聞く機会ができます。これを経験していくことによって、色々な国の英語を聞き取るリスニング力がついていきます。
英語を話す人の75%が非ネイティブと言われているので、ネイティブではない英語を日頃から聞く機会があることで、本当に英語でコミュニケーションをとるときにも役立ちます。
レッスンノートやチャットログで復習しやすい
オンライン英会話はSkypeや独自システムのチャット機能を使ってやり取りすることがあるのですが、そのチャットログが残るので、復習の際にどんな授業だったかを思い出しやすいというメリットがあります。
また、レッスンごとにレッスンで学んだ表現やポイントなどを講師から送ってくれるサポートもあります。いちいちノートに書き込まずとも効率的に復習ができますので、英会話教室より復習しやすい環境と言えます。
ノウハウを詰め込んだオリジナルテキストが豊富
英会話習得のノウハウを詰め込んだオリジナルテキストが豊富に用意されていることもメリットです。
オンライン英会話では日々多くのレッスンがされており、教材に対する意見も日々講師と受講者の両方から吸い上げています。その意見をもとに適宜オリジナルテキストのアップデートを行っているため、英会話が身につきやすく使いやすいテキストになっています。
ノウハウがギッシリ詰まったオリジナルテキストを無料で利用できるので、非常にコスパに優れています。
オンライン英会話7つのデメリット
オンライン英会話にもデメリットがあります。考えられるデメリットは以下の7つです。それぞれについて解説していきます。
講師の質が低い場合がある
オンライン英会話は講師の数が多く、自分にあった講師に出会える可能性が高いというメリットがある一方で、残念ながら、質の低い講師がいるのも事実です。
講師の質は英会話が楽しいと思えるかどうかに直結しますから、質の低い講師に当たるとモチベーションが減退し、オンライン英会話を辞めてしまう原因になります。
・講師の教育体制がしっかりしている
講師の質を保つ上記2つの努力を行なっているオンライン英会話をなるべく選ぶようにしましょう。それでも質の悪い講師にあたってしまったら、すぐに講師を変えましょう。
たくさん講師がいますので、他の講師に乗り換えやすいというのもオンライン英会話ならではですね。
学習カリキュラムが体系立っていないことがある
通学型の英会話教室であれば、基本的に担任制度を採用していますが、オンライン英会話は毎回講師が異なるということもあります。もちろん同じ人を指名することもできますが、違う講師の場合、どこから進めるかを説明しなければいけないケースがあります。
要するに十分な情報共有が図れておらず、行き当たりばったりな学習プログラムで体系だった知識が得られないということが起こり得ます。
ガチガチなカリキュラムが嫌だという人もいるかと思いますが、順を追って勉強したいという人は、レアジョブなど、レベル別にカリキュラムが設定されているスクールを選ぶことで回避することができます。
講師の大半が非ネイティブ
講師の国籍を見てみると、フィリピン講師を採用しているオンライン英会話が圧倒的に多いです。フィリピンは英語能力は高いもののやはりネイティブではありません。
英語を学ぶなら、やっぱりネイティブじゃなきゃ嫌だという人には向いていない可能性があります。
しかし、DMM英会話など別料金となってしまうもののネイティブ講師を用意しているオンライン英会話もありますので、ネイティブに発音や表現を学びたい人はネイティブ講師の有無を事前に確認するようにしましょう。
一方、非ネイティブだからといって悪いというわけでもないので、そこまでこだわりを持つ必要もありません。
講師と授業以外のコミュニケーションが取れない
英会話教室であれば、授業の前や後だけでなく、クリスマスパーティーなど、講師と仲良くなる機会があります。
一方、オンライン英会話だと、講師とは授業以外の場でコミュニケーションを取る手段がありません。
そのため、講師と授業以外のコミュニケーションをして、仲良くなった上で英語を学んでいきたいという人にとってはデメリットです。
孤独を感じることがある
オンライン英会話はマンツーマンというメリットがある一方、家でレッスンを受けていると孤独を感じることがあります。
通学型の英会話教室であれば、行けば英語学習者がいますので、「自分以外もみんな頑張っているんだ」と刺激をもらえたり、英語学習者同士で仲良くなったりする機会があります。
オンライン英会話は、ふとした瞬間に寂しくなることがあります。そんな時は、グループレッスンを受けられるオンライ英会話を利用してモチベーションを保つようにしましょう。
インプットもしっかりしないと頭打ちになる
オンライン英会話はアウトプットの場としてはコスパ最強といえますが、オンライン英会話のレッスンだけでは、一定以上伸びなくなってしまいます。
話す経験値は上がるものの、表現の幅や単語などをじっくり自分の中に蓄えるインプット作業も継続して行う必要があります。
オンライン英会話を利用する人が勘違いしやすいところなのですが、インプットとアウトプットは車の両輪のようなもので、どちらが欠けてもバランスが悪くなってしまうので、アウトプットだけでなくインプットする時間もきっちり取るようにしましょう。
人気講師になると予約が取りにくい
オンライン英会話にはたくさんの講師がいますが、その質はピンキリです。非常に教え方が上手な講師は人気があるため、予約が殺到してしまいます。
特に社会人はレッスンを受けられる時間帯が重なってしまいがちなため、自分が受けたい時間帯にいつも予約が埋まっているという事態があります。
その場合には、他の講師で我慢する他ありませんが、なるべく講師数の多いオンライン英会話を選ぶことで、当たりの講師の絶対数も増えますから予約が取りやすくなります。
自分に甘くてもオンライン英会話なら英語が身につく
オンライン英会話なら、「自分意思が弱いんでなかなか続かないっす」「私飽きっぽいんですよね」という人でも英会話が身につきやすい環境と言えます。
英会話上達の秘訣は「継続力」
英会話を身につけるのに、一番重要な要素はなんでしょうか?それは「継続力」です。とにかく毎日少しでも良いから英語に触れ、英語の勉強をすることが英会話上達の秘訣です。
最初は「英語を身につけてやるぞ!」とモチベーション高く英語を勉強し始めたけど、なかなか上達が実感できず諦めてしまう人が多いです。英語を身につけるのに必要な時間は1,000時間とも3,000時間とも言われています。
要するに英会話ができるようになるかはそこまで継続できるかどうかなんです。
継続しやすいオンライン英会話
1000時間も3000時間も英語を勉強するためには、継続しやすい環境を整えることが大切です。そこで重要となってくるのが、隙間時間を使って英語を勉強できる「利便性」や長く続けるための「価格の低さ」です。
オンライン英会話では、どのスクールを選んでもこの2つの条件を満たしていますので、自分に対して厳しく毎日のノルマを決められるという意思の強い人でなくても比較的簡単に継続することができます。
英語上達の必須条件である、「継続しやすさ」を手に入れることができますので、自分に甘いという人でも英会話が身につきやすいのがオンライン英会話を利用する最高の利点です。
毎日25分のオンライン英会話を継続することで英語学習を生活の一部として取り入れることができますよ。
オンライン英会話はこんな人におすすめ
ここまでオンライン英会話のメリット・デメリットを紹介してきましたが、それを踏まえると、オンライン英会話は次のような人にピッタリです。
- 文法やTOEICの勉強をしてきたが英語が話せない人
- 低価格でアウトプットの場を確保したい人
- ネイティブの発音や表現にこだわらず、平易で通じる英語を話したい人
- カランメソッドに興味がある人
- 通学型の英会話教室が続かなかった人
特に今まで英語を勉強してきたけど、なかなか話せるようにならない人や、通学型の英会話教室が高いと感じる人、英会話教室が続かなかった人にとっては救世主になりうるサービスです。
まとめ
- オンライン英会話は低価格かつ手軽で続けやすい人気のサービス
- オンライン英会話のメリットは10個
- オンライン英会話のデメリットは7個
- 英語の知識はあるものの使いこなせない人のアウトプットの場として最適
まとめると上記のようになります。オンライン英会話にはメリットもデメリットも沢山あります。メリットがデメリットを上回ると感じたらぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
どのオンライン英会話も無料体験がありますので、まずは自分にとって合うかどうかを体験してしてみてはいかがでしょうか。
おすすめのオンライン英会話は以下の記事で紹介していますので、気になるところから初めてみてくださいね。