カランメソッド vs DMEメソッド|何が違うの?どっちを選ぶべき?に両方受けた僕が回答します
英会話の習得法として「カランメソッド」が魅力的に感じている人が多いのではないでしょうか。でもカランメソッドを進化させたDMEメソッドという方法もある。
ぶっちゃけどっちを選べば良いの?
ということを書いていきたいと思います。
結論から言えば、初心者におすすめなのが「DMEメソッド」、英会話経験があるけど長い文章を話すのが苦手という人におすすめなのが「カランメソッド」です。
私はQQイングリッシュでカランメソッドをステージ6まで受講した後、イングリッシュベルでのDMEメソッドに切り替えました。どちらも受講した経験から「ぶっちゃけどっちを選べばいいの??」という疑問に答えていきたいと思います。
ではこの2つの学習方法を比較しながらどっちを選ぶべきかを考えていきましょう!
カランメソッドとDMEメソッドの共通点
ダイレクトメソッド(直接教授法)であることは同じ
カランメソッドもDMEメソッドもダイレクトメソッド(直接教授法)と呼ばれる英語学習方法であることは共通しています。これは簡単に言えば、
英語を英語で学ぶ
という英語習得方法です。ダイレクトメソッドという中にカランメソッドとDMEメソッドがあり、流派が異なるとイメージしておけばいいでしょう。
英語を日本語を介在させずに発声する練習を繰り返すことで、英語脳を作り出すというコンセプトは同じです。
高速の質疑応答を繰り返すレッスンの進め方は同じ
カランメソッドもDMEメソッドも、基本的なレッスンの進め方は同じです。
講師が高速で2回質問をした後で、生徒は間髪入れずに1度回答をするというスタイルでレッスンは進んでいきます。
Is the pencil black? Is the pencil black?
生徒はその質問に対して1回答えます。
No, the pencil isn’t black, but it’s red.
短縮形を使って回答しなければならない、フルセンテンスで答えなければならないと言った細かいレッスン時のルールも基本的にはカランメソッドとDMEメソッドに違いはありません。
カランメソッドとDMEメソッドの違い
ではここからはカランメソッドとDMEメソッドで異なる点を具体的に説明していきますね。
DMEメソッドは文法レッスンがある
カランメソッドは文法レッスンがなく「体で覚えろ!」って感じなんですが、DMEメソッドは文法レッスンがあります。
両方受けてみて、ここがが一番大きな違いだと感じました。
カランメソッドは文法がわかっている人であればいいのですが、文法が弱い人が受けると、ステージが上がるにつれ文章も長くなってくるので完全に暗記に頼るようになってしまいます。
DMEメソッドでは文法レッスンがあるので、「文章の構成」を理解しながら進めていけるので、暗記に頼ることがなく、応用力も付いてきます。
ただ文法をすでに知っている人が受けると、文法レッスンが「もう知ってるわぃ!」と煩わしく感じるかもしれません。。
カランメソッドの方が文章が長く急激に難易度が上がる。DMEメソッドの方が実用的な例文が多い。
カランメソッドの方が、話さなくてはならない文章が長く、しかもステージが上がるにつれ、難易度も急激に上がる印象です。
2013年にテキストが改定されたことで、だいぶ取り組みやすい英文になったものの、まだ戦争を題材とした例文が残っていたり、日常生活で使う英文が少ないです。
この点、DMEメソッドであれば、レストランや空港ですぐに使える英文が多く、より実用的な英文で勉強することができます。
カランメソッドとDMEメソッドどっちを選ぶべき?
カランメソッドを選ぶべき人:文法を押さえている人、長文で自分の意見を話せるようになりたい人
カランメソッドは、長い文章を練習しなければいけないので、もともと英文を自分で作る能力がある人が、さらにしっかりした英文を話せるようになるにはオススメです。
英語で自分の意見をしっかりと述べられるようになりたい!という人はカランメソッドの方が良いです。
逆にこういう人がDMEメソッドを選んでしまうと、文法レッスンがつまらなく感じますし、そもそも練習する文章のレベルもあまり高くないなぁと思ってしまうかもしれません。
なので、ある程度文法を今までしっかりと勉強してきた人や、自分の意見を長文で話せるようになりたい!という人は選んでみると良いでしょう。
DMEメソッドを選ぶべき人:ゼロから英会話を始めたい初心者、せっかくなら実用的な英文で勉強したい人
一方、DMEメソッドは、文法を一通り勉強した経験がなく、無理なく英会話を身に付けたいという初心者におすすめです。
要所要所で文法テストなどがレッスンに織り込まれていますので、レッスンを受ける中で自然と文法が勉強できるように構成されています。
また、レストランや空港など英語を使うことが想定されるシチュエーションでの英文が題材として使われますので、「今すぐ使える」英文を使って勉強をしたいという人にも向いているでしょう。
英語経験者はカランメソッド、英語初心者はDMEメソッド
- カランメソッドとDMEメソッドの共通点
・英語を英語で学ぶダイレクトメソッドであることは同じ
・高速の質疑応答をくりかえるレッスンの進め方は同じ - カランメソッドとDMEメソッドの違い
・DMEメソッドには文法レッスンがある
・DMEメソッドの方がより実用的な英文が多い
・カランメソッドの方が長い英文が多い - カランメソッドとDMEメソッドどっちを選ぶべき
・カランメソッドは文法を押さえている人、長文で自分の意見を話せるようになりたい人
・DMEメソッドは、ゼロから英会話を始めたい初心者、せっかくなら実用的な英文で勉強したい人
冒頭の「カランメソッドとDMEメソッドどっちを選ぶべき?」という疑問に対する回答は結構シンプルで、
英会話初心者は迷わずDMEメソッド、長文で英語の意見が言えるようになりたい英会話中級者以上はカランメソッド
を選べば失敗はありません。それでも、どちらが自分に合っているかわからない!という人は両方無料体験を受けてみましょう!
無料体験を受けることで、「文法を勉強してきたつもりだけど、抜けがありそうだからもう一度基礎文法から勉強してみようかなぁ」とか、「DMEメソッドの方がより自分で回答を考えさせるから自分に合っているかも!」と気づきがあるものです。
タダでレッスンを受けられるので、失うものは何もありません!カランメソッドもDMEメソッドも合う合わないがはっきりした勉強法でもありますので、まずは一度カランメソッドとDMEメソッドを体験してみてくださいね。